世田谷区北烏山のリサイクルショップ=リサイクルボックスの中谷です。
皆さん、日々の生活で家具を大切に使おうと思っていることと思います。誰しも雑に扱おうとは思ってはいないでしょう。
例えば布張りのソファーやダイニングチェアは、いつまでもきれいで気持ちよく使いたいから、何かこぼして汚したりしたらすぐにもふき取って染みにならないようにしようとしますよね。
しかしその家具を売却する必要となった場合に、もし売れないこととなり、その理由が雑に扱ったせいだったら…
『もっと大切に扱うんだった』となりますね。
でも、日々の生活の中で『経年劣化』と言って擦れや汚れ、または小傷は防ぎきれせんね。
程度にもよるのですが、この『経年劣化』は目立たないものであればあまり査定に影響しない場合もあるんです。
中古品の家具を買おうとするお客様が、中古品に対してそこまで厳しく見ないからです。
中古なんだから傷があるのは当たり前だし、だから安く売ってるのだと判断するのです。
ところが、その『経年劣化』が、ペットによってつけられたと分かるような特徴的なひっかき傷や匂いの場合は少々事情が変わります。
犬や猫がつけてしまった目立たないけど小さく細かな傷、わずかでも匂ってしまうペット臭などがあった場合、中古の家具を買おうとするお客様は、こういった劣化に対し不衛生だと思い、購入意欲がうせてしまうのです。
例えば、あなたが旅行でリゾートホテルに泊まろうとします。
そのホテルの家具や調度品に小傷があったり染みがあっても、目くじら立ててクレームつけたりしませんよね。
しかし、その小傷や染みが明らかに動物が付けたような劣化だったら、
『もしかして、この部屋にペットが入りましたか? もしそうなら部屋を変えてください。』と言うかもしれないですよね。
ペット同伴で泊まろうとしているペットホテルは別ですけどね。
ペットが悪いことは何もありません。現に私も犬を飼っています。
犬が誤って家具に傷をつけたり汚してしまっても犬を責めたりはしません。最初から想定されることですし、完全に回避するのは難しいことです。
ペットを飼っている方は、
●家具を傷つけたり汚したりしない様にしっかりとしつけをする
●家具は最初から売ることを目的としない
と考えるようにしてください。
もしあなたのペットが家具を傷つけたり汚したりしてもどうかあまり叱らないでください。
可愛いペットの悪気のない事ですから大目に見てあげてください。
あまり叱ってあなたのことを恐れるようになっちゃったら、ペットとのいい関係が崩れてしまいますので。