リサイクルショップが窃盗犯罪を未然に防ぐ砦となってるって…どういうこと?

無料出張・無料査定のリサイクルショップ=世田谷区のリサイクルボックスの中谷です。

 

さて前回『リサイクルに出す時なんで身分証明書が必要なの?』では、身分証明書の確認が必要なのは法律で定められているからという内容をご説明いたしました。

でも、そもそも何で身分証明をする必要があるのかが分かりませんよね。

『自分が買ったものなんだから自由じゃないのか?』

『お父さんが買ったものを、娘の私が売ってはいけないの?』

『だれが持ってこようと、お店の人は儲かるんだからいいんじゃない…』

なんて思いませんか。

でも実はリサイクルショップでの売買に於いて、身分確認をすることには非常に大切な理由があるんです。

 

そもそも『古物営業法』は何のための法律かというと、盗品等の犯罪により売買されること防止したり、その行為を速やかに発見するため、古物を売買する上での必要な規制等を行い、その結果窃盗やその他の犯罪の防止をすることを目的として制定された法律なんです。

 

要するに、古物商(リサイクルショップ)の人たちは、泥棒さんが勝手に盗んだものを売ったりできないように抑制力になってくださいね。といったことからできた法律なんですね。

 

具体的な犯罪例としては、

・工事現場の昼休みに、人がいない隙を見て盗んだ電動工具を売りさばく

・万引きをした本やDVDなどをお小遣い稼ぎで売る

・内緒で、家にあったお母さんの金の指輪を子供が売る

などなど… こういった犯罪で得た品物を自由に現金化できてしまったら、恐らく窃盗犯罪はますます増えてしまいます。

でも、古物商が売りに来た方とその内容をしっかりと見極めて、少しでも怪しいことがあった場合はすぐに警察に通報する=こういったことが徹底されれば、窃盗犯罪は少なくなるはずです。

窃盗犯の心理としては、『売り先が厳しいから、盗んでも売りさばくことは難しそうだぞ』という事になるわけです。

 

私どもリサイクルショップは、防犯といった面で非常に重要な立場にあり、警察と連携し常に犯罪が起きないように真剣に取り組んでいるんです。

時には、犯罪者と直面し強引に取引を迫ろうとする場合なんかもありますが、毅然とした態度で犯罪の拡大を防がなければなりません。

 

皆さまどうぞこの防犯に対する理解を深めていただき、取引の際には身分証明書の提示と確認のご協力をよろしくお願いいたします。

 

リサイクルボックスは、防犯協力企業として法令にのっとり適正な古物取引を行っている良心的で安心できるリサイクルショップです。

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ABOUTこの記事をかいた人

中谷 まさひろ

私は、今日にいたるまで30年間培ってきました古物商知識をもとに、お客様からのご依頼品の価値をしっかり見極め、誠実な査定を行う事を旨としております。古くても価値のあるお品物に精通しており、特に古い家屋内の仕分け作業力には負けない自信があります。また、お引越しに伴う廃棄物を処分するにあたり、お客様にとってのより適切な処分方法のアドバイスも行っております。どうぞおまかせください!