引越しや建替えや模様替えするときに不要な家電や家具が出ますよね。 この不要な家財道具の中にはリサイクルが出来る物と出来ない物があります。
さて、不用品を処分しようとしている皆さん、リサイクルの可否はどのようにして決まると思いますか。
実際にリサイクル業者に査定してもらって、びっくりすることがあります。
- 売れると思った物が売れない
- 売れないと思った物が売れる
一体なぜでしょう?
まずはリサイクル出来る物とリサイクル出来ない物の違いについてご説明いたします。
リサイクルの可否を決定づける要因は、大きく分けて2つの理由があります。
1、 需要と供給のバランス
2、 扱いやすいかどうか
それぞれについて解説いたします。
1、 需要と供給のバランス
これはすなわち単純に、需要の高い物をリサイクルして買取り、需要の低い物をリサイクルしないことにつながります。
そして、需要の高い物に対して供給が低いほど高額買取になる傾向があるという事です。
まずは売れるパターン(リサイクル出来るパターン)
・最新型のテレビ
買いたい人 > 売りたい人 ⇒ 高額買取
・稀少価値のある北欧家具
買いたい人 > 売りたい人 ⇒ 高額買取
次に売れないパターン(リサイクル出来ないパターン)
・ノンブランドのベッド
買いたい人 < 売りたい人 ⇒ 買取不可
・大きな本棚
買いたい人 < 売りたい人 ⇒ 買取不可
リサイクルの出来る、売れるパターンの物は一言で言うと人気のある売れ筋商品です。
では、リサイクルの出来ない、売れないパターンの物ってどんなものでしょうか。
もともと安いのでわざわざリサイクル品じゃなくても良い
- 洗ったりしても清潔感が得られない
- もともと安いのでわざわざリサイクル品じゃなくても良い
- 一般家庭に向かない大きな家具
- 時代的に古い印象
- 現代の生活様式に合わない
- 汚れていたり、破れていたり、壊れている
- 色が一般的に好まれない
といったところです。 そして、倉庫や店舗に現物の在庫を持つリサイクル業者の仕入れ形態は、 数多くの一般販売店が行っている『注文を受けてから仕入れする』または『在庫が少なくなってから仕入れする』といった形態ではないので、店舗側が仕入れの調節を行うことは出来ず、売りたいお客様のご都合に合わせて仕入れしています。 基本的には、なるべく売れ筋の商品を常に適切な量を在庫に持っておく必要があるのですが、売れ筋商品が少なく売れない商品が在庫に多くなる傾向が強いです。 売れない商品を在庫に持っておくのは、場所の関係上無駄になってします。
そのため、より売れ筋商品を買取り強化し、売れない商品はなるべく仕入しない傾向が強くなります。
置いとけばいつか売れるだろうと大きな本棚をいつまでも在庫に持つといった在庫の持ち方は出来るだけ避けたいところなんです。
そこでリサイクルBOXでは、販売先から積極的に注文を受けることにより、需要の少ない商品に対しても少しでも買取が出来るような工夫をしております。
2、扱いやすいかどうか
次に扱う商品が扱いやすいかどうかです。
運搬中や保管中に次のようなケースでリスクの高い内容があります。
・販売価格が安い事に対してサイズが大きな物または重い物
サイズが大きいと在庫費用がかかり、重いと運搬費用がかかる場合があります。
・大型家具などを解体しておくにあたり、壊れやすかったり複雑すぎる物
破損するリスクと原形通りに組み立てられないリスクがあります。
・汚れが目立ってしまう物
汚損してしまうリスクがあります。
こういった品物で、売れ筋でないものはリサイクルに向かないという事になります。
そこでリサイクルボックスでは、運搬方法を効率よく安全に丁寧に行うためのノウハウを積み重ねております。
尚、解体・組立ても長年の経験上正確に行えます。
扱いにくいお品物もより安全・正確に作業できるよう出来る限りの努力をしております。
私たちは、お売りになりたいお客様に対しての査定の内容をなるべく細かくご説明するよう心がけております。
特に買い取れない理由をなるべくわかりやすくご説明しております。
何より、ご納得いただいた上でお荷物をお引き取りさせていただければと思っております。
ご不明な点がございましたら、どうぞご遠慮なくお申しつけください。